事業内容
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2009(平成21)年8月、LED照明の製造・販売に特化する形で株式会社共立電機製作所から独立、株式会社共立電商を設立しました。2013(平成25)年6月に株式会社共立電照に社名を変更し、2017(平成29年)の三高テクノ工場(宮崎市高岡町)グランドオープンに伴い、2018(平成30)年、本社を宮崎市に移設しました。
世界的に進む地球環境保全・カーボンニュートラルの取り組みに貢献できるLED照明の開発・製造・販売を中心に、LED照明を活用した野菜・食用花栽培、防災・減災対策としてニーズが高まっている蓄電池製品の製造なども行っています。
「今まで以上を創る」を理念に、高品質・高性能の〝ほんもののものづくり〟を全国に発信し、地域に根差す100年企業を目指していきます。
1.LED事業
1990年代の青色LED・白色LEDの開発により、省エネルギーで長寿命という優れた特長を持つLED照明は、日常生活に欠かせない存在になっています。
株式会社共立電照では、道路や公園の街路灯やスポーツ施設・工場などで使用するLED照明器具を製造しています。また近年は、外光が入りにくいオフィスや商業施設内の快適な空間づくりを目的に室内緑化が取り入れられることが増えていることに伴い、植物のメンテナンスに有効なLED照明の導入にも対応しています。
宮崎空港エプロンLED照明設備(展望デッキから)
尾平トンネル327号線(椎葉村)
魚楽園ライトアップ(福岡県田川郡)
2.LED照明を活用した野菜・食用花栽培 ~808MERA~
水耕栽培などで生育させるレタス類などの人工光栽培にも使われ始めているLED照明。株式会社共立電照では、自社工場内に約460㎡の植物工場プラントを設置し、宮崎大学農学部との共同研究で栽培環境の最適化に取り組みながらレタスなどを栽培・販売しています。
さらに、食用花の試験栽培にも着手。70種を超えると言われる食用花の中でもビタミンCやポリフェノール含量量が豊富なビオラを栽培し、宮崎県内のホテルやスーパーへの出荷を始めています。

808MERA植物工場
工場内で栽培される野菜
ビオラなど食用花の栽培に着手
3.防災・減災用蓄電池事業
地震や台風など大規模な災害が各地で頻発している近年、自治体はもとより企業・事業所などでも防災・減災意識が高まっています。株式会社共立電照では、太陽光などの自然エネルギーを利用して発電する蓄電池を搭載した製品開発に力を入れています。
主力製品のひとつであるソーラー充電式街路灯「恵みの光」は、停電の影響を受けないため、避難所や学校、公園などでの導入が広がっており、通常は防犯灯として活用されています。このように、日常でも非常時でも使える活用範囲の広い蓄電池製品は、環境にも優しいため、カーボンニュートラルの取り組みに貢献できる主力製品になると考えています。
津波避難所の納品事例
宮崎県総合運動公園内の高台避難所
4.仲介販売事業
株式会社共立電照は、LED照明や蓄電池製品などの電材を販売しています。宮崎県内だけでなく、街路灯などの屋外照明器具やスポーツ施設の照明器具などへのニーズが高い都市圏の東京・大阪・福岡のほか、電力が限られている離島が多い沖縄にも販売拠点を設けています。地域に根差した企業・事業所とのパートナーシップにより事業拡大を図りながら、各地域の防災・減災対策などに貢献できる製品を提案していきます。
5.制御盤事業
工場の機械や建物の設備などを制御するために電気部品や電気機器を配線してボックス内に収納された装置が「制御盤」です。制御する機器をまとめて操作したり機器の状態を表示する役割を持ったもので、株式会社共立電照では、制御する機器の用途に応じて個別に設計・製作しています。
例を挙げると、建物内の温度や湿度を適切に管理するために複数のクーラーを制御するときの制御盤や、工場の生産ラインでベルトコンベアーの速度を変えるモーターを制御したり、機械異常時に表示灯で知らせたりする制御盤があります。
出荷前の制御盤
直流電源装置
6.太陽光発電事業
米良企業グループとして宮崎市内にメガソーラー(大規模太陽光発電所)2カ所を所有しています。また、大阪府大阪狭山市が事業主体として運営している水上メガソーラーなど計3カ所(大鳥池・太満池・濁り池)の管理業務を担っています。
カーボンニュートラルの取り組みやSDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献すべく、地域のエネルギー自給率の向上に努めている株式会社共立電照は、地球環境に配慮した再生可能エネルギー事業に積極的に取り組んでいます。
(株)宮A・PECソーラー発電所(宮崎市高岡町)
大阪狭山市内の大鳥池に設置されたフローティング式
ため池用ソーラー発電システム。出力1.99МW。