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808MERA植物工場 落成式を行いました。

 米良企業グループの共立電機製作所(米良充典社長)と共立電照(船ケ山保幸社長)は、去る12月3日(月)、3ケ月ほど前に起工しました実験施設「808MERA植物工場」の落成式を行いました。 この施設は、宮崎大学と共同で腎臓病など特定の病気の患者でも食べることができる野菜の共同開発に取り組んでいきます。
 落成式には、池ノ上克宮崎大学学長をはじめ工事関係者など約30名が出席してくださいました。神事後、植物工場内の三つの栽培室や苗を生産する発芽室、生産物を梱包し出荷するパッケージ室などを公開。高さ7・4m、幅8m、奥行き11mの栽培室では、光の波長を変えることで苦みを抑えた野菜やビタミンCやポリフェノールなど機能成分の多い野菜、野菜嫌いの子供をターゲットに好みに応じた野菜つくりの開発に取り組んでいきます。長年、培った幣社のLED技術を用いながら、その光や培養液を調整することで、新しい作物を育てていきます。
 二酸化炭素濃度など栽培に関するビックデータも宮崎大学様と今後収集していき、これらを解析することでより高品質で低コスト、収穫量も増える効率的な生産環境づくりも目指していきます。来年1月からレタス6種類を育て始め、30日後の2月から試験出荷、4月からの本出荷を予定し、一般販売を開始していきます。
 弊社社長 米良充典は「わが社の技術と宮崎大学のノウハウを結び付け、地域の皆さまにお役にたてる作物を生産していきたい。今後は地域のみならず、これを、全国、世界へと売り出していきたい」と挨拶しました。
 同日は、808MERAのロゴマークの発表も行われました。日本国内をはじめニューヨーク、香港の各地から899件(最年少5歳~最高齢85歳)応募をいただきました。ありがとうございました。この中から、厳正に選考を行い、鵜鷹陽一さん(兵庫県)の作品が選ばれました。 コンセプトは、日本の古くからある「八百屋」の威信あるマークとモダンなロゴタイプとの対比が、一次産業と、このプロジェクト(近未来農業)のイメージの違いの面白さを創りました。
 写真は神事、落成式のもようと挨拶する米良充典社長。新工場の全景と栽培室。第1等に選ばれたロゴマークです。